いなばのまとめノート

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1歳の息子をもつ母。育児休業中。主人の留学に伴いボストンに住んでいます。 育児やビジネスなど、気になったことや考えたことをまとめるためのブログにしたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。

WEEKLY OCHIAIまとめノート:2020/5/13 「パラダイムシフトの”新世界史”」

今週のWEEKLY OCHIAIのまとめノートです。

元動画はこちら。

newspicks.com

 

 

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<メモと感想>

・宮田先生がいなかった!!ショック!!来週はお会いできるだろうか!!

 

・これまでのWEEKLY OCHIAIは、コロナショックによって「社会は抜本的に変わるだろう」といった論調だったのに対し、今回は一転して「ゆうてもさほど変わらんやろ」というやや冷静な(悲観的な?)見方だった。

 

・社会変容を起こしてきたパンデミック(14世紀のペストとか、16世紀の天然痘・はしか・インフルエンザなど)の死亡率と比較すると、コロナ自体の死亡率はさほど高くない。スペイン風邪同様、もしかしたら社会変容は起きないかもしれない。 一方で、経済へのダメージは未知数だし、二次災害的に亡くなる方も残念ながら出てくるだろう。コロナが人間にどれだけの痛みを与えるかによって、社会が大きく変化するかどうかが変わってくる。

 

・たぶん、人間は本質は変わらない。ただし、人間の本質が変わらないから社会も変わらない、というわけではないんだろう。実際、ツール(道具)は発展するし、ツールが発展すれば社会や行動様式も変わっていく。

 

・本郷先生が「文系の価値」についておっしゃっていたのが個人的に印象的だった。

コロナショックで(一時的とはいえ)生活がガラッと変化したことにより、「そもそも人間ってなんのために生きているんだっけ?」「人間って長生きすれば幸せになれるの?」という疑問が浮かんでくる。そういった時に初めて文系専門家(哲学だったり、文学だったり、人文学だったり、歴史学だったり)の価値が出てくる。

 

・コロナによるエゴイスティックなナショナリズムの強化の危険性。ナショナリズム自体が悪いものではないのだろうけれど、確実に影響は与えるだろう。