いなばのまとめノート

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1歳の息子をもつ母。育児休業中。主人の留学に伴いボストンに住んでいます。 育児やビジネスなど、気になったことや考えたことをまとめるためのブログにしたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。

WEEKLY OCHIAIまとめノート:2020/2/19 「#これからの結婚を語ろう」

最近、夫婦でNewsPicks にハマっていまして、なかでもWEEKLY OCHIAIは毎週楽しみにしています。

時間があるときに、過去回をみることもあるのですが、個人的にすごくおもしろいなーと思った回があったので、頭の整理がてらまとめてみました。

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ゲストは社会学者の宮台真司さん、はな丸学習会の高濱正伸さんでした。



 

 

 

まとめには書ききれなかったのですが、この回の最後のほうで、「Dignity(尊厳)」と「Divinity(神性)」みたいなものについても言及がありました。

 

宮台さんの主張は以下(と、私は理解しました。)

 ・日本人は諸外国の人と比較して自己肯定感が低い傾向にある

 ・コミュニティメンバーのなかで肯定をしあうことが、自己肯定感の低いメンバーの中で行われることと、自己肯定感の高いメンバーの中で行われることの中では全く文脈が違う

 ・自己肯定感の低いメンバーの中で肯定しあっても、Dignity=尊厳を獲得することはできない。そのコミュニティに背を押してもらわないと動けない人にしかなれない。

 

それに対する落合さんの主張は以下(と、私は理解しました。その2)

 ・尊厳を後天的に獲得するには、神性、つまり、何かしら依代になるものが必要。

 ・最初は依代(それが神であっても、コミュニティであっても、初音ミクであってもよいんだけれど)によって成り立つ尊厳でも良い。いずれ、依代がなくても尊厳を持てる、というようになればよい。

 

いずれの主張も踏まえた上で、「尊厳を獲得できるコミュニティ」と「依代にもたれかかるコミュニティ」の差ってなんなんだろう、とか、「尊厳を獲得できるコミュニティってどうやったら設計できるんだろう」とか、いろんなことを考えました。